2015年度助成先
「水辺の大型鳥類保護部門」(3件、2,000万円)
団体名 | 所在地 (主活動エリア) |
活動テーマ | 助成額 |
---|---|---|---|
コウノトリと共生する地域づくり推進協議会 | 千葉県 | コウノトリと共生する地域づくり | 1,100万円 |
佐護ヤマネコ稲作研究会 | 長崎県 | 佐護地区大型鳥類生息環境保全事業 | 700万円 |
NPO法人 能登半島おらっちゃの里山里海 |
石川県 | トキの舞う能登の里山里海創出プロジェクト | 200万円 |
コウノトリと共生する地域づくり推進協議会(千葉県野田市)
コウノトリが舞う地域をめざして
コウノトリも棲める環境は、多くの生き物を育むとともに、人間にとっても安全安心に暮らせる環境といえます。関東地区におけるコウノトリと共生する地域づくりのモデルとして、放鳥拠点の環境整備や試験放鳥の検証等によるコウノトリの定着化をめざしながら、コウノトリをシンボルとした地域振興や環境学習等の推進に取り組みます。
■所在地:千葉県
■助成額:1,100万円
佐護ヤマネコ稲作研究会(長崎県対馬市)
国内外の大型鳥類生息・繁殖地を繋ぐバードピアアイランドを目指して
大型鳥類(コウノトリ、トキ、ツル)・ツシマヤマネコを指標動物として、人も動物も安心して暮らせる、森里海が連環する島嶼を目指しています。
現在の単調な水田環境を多自然化するために、冬期湛水や分断された水系のネットワークの再構築を行い、大陸と日本をつなぐ渡り鳥の生息環境を取り戻す活動を行っていきます。
■所在地:長崎県
■助成額:700万円
NPO法人 能登半島おらっちゃの里山里海(石川県珠洲市)
トキの舞う能登の里山里海創出プロジェクト
能登半島は生物多様性豊かな里山里海が今も残っており、2011年に世界農業遺産に認定されました。
それを裏付けるように、トキが2014年3月から能登地域に長期滞在しています。本事業ではビオトープ整備などにより能登にトキやコウノトリなどの生息適地を創出し、地域住民の生物多様性意識を高め、地域活性化につなげていく活動を行っていきます。
■所在地:石川県
■助成額:200万円